こんにちは、いなか ちさき です。
絵本を選ぶときに「おすすめだから」「高評価だから」と選んだのに子供が興味を示さない…。といったことはありませんか?
絵本は「おすすめ」「高評価」のなのに子供が興味を示さない方へ、我が家が絵本を選ぶときのコツを、数ある考え方の1つとして参考までに紹介したいと思います。
本記事の内容
- 子供が好きになる絵本を選ぶコツ【3つの要素を入れるだけ】
- 3つの要素がないものは選ばない
- 参考:具体例に挙げた絵本の紹介(5冊)
私は、4歳と2歳の子供を育てています。
5年で60冊を超える絵本を子供に選んで購入してきました。
我が家の子供が好きになる絵本選びのコツではありますが、貴方のお役に立てれば幸いです。
子供が大好きになる絵本を選ぶコツ【3つの要素を入れるだけ】
子供の絵本を選ぶときに、次の3つが含まれていることです。
①私(親)が胸を張ってその絵本が好きだ(興味がある)と思えること
②私(親)が絵本の内容を子供にとって身近にできること
③子供の興味の対象がどこかに少し含まれていること
順に説明していきます。
①私(親)が胸を張ってその絵本が好きだ(興味がある)と思えること
私が好きではない(興味のない)絵本を読んだときの態度から、「絵本を読む=退屈」なんだと子供に伝わる気がしたからです。
私や子供にとって「絵本=楽しい(面白い)」を作るために、子供に絵本を読んでほしいと何度も頼まれても「いいよ!」「これ、面白いよね!」と心から思える絵本にしようと思いました。
余談ですが、私の好きが並ぶ子供の絵本棚には、しつけや教訓めいていると感じる内容や趣旨の絵本は、極力避けているのでありません。
しつけや教訓めいたことは、「毎日のお小言だけで充分かな」と思っているからです。
②私(親)が絵本の内容を子供にとって身近にできること
絵本に親近感を持ってもらいたいからです。
親近感を持つために絵本は読んで終わりではなく、子供との日常会話における共通した話題(コミュニケーションツール)の1つにしていました。
絵本を身近にした具体例は次の通り。
絵本「ぷりんちゃん」 |
- プリンをデコレーションする
- プリンを食べる
- プリンちゃんの絵を描く
絵本「ホットケーキできあがり!」 |
- ホットケーキを焼く
- ジャムをのせて食べる
- バターを作る
- 「いただきま―もぐもぐもぐ(最後の台詞を引用)」と言って食べ始める
絵本「1日10分でちずをおぼえる」 |
- 日本地図のパズルをする
- 料理の食材を紹介するときに産地も言う
絵本「はじめてであうすうがくの絵本」 |
- トランプで数字を並べる
- 5つの図形を並べてみる
- 物をさすときに「右から何番目」など言う
絵本「王さまライオンのケーキ」 |
- バナナを半分に切ってみる
- ケーキを切るところを見せる
- 分けるときに「はんぶんこして いっしょに いただこう(最後の台詞を引用)」という
絵本の内容から広げやすいのは「食べ物」。
作る。食べる。味わう。ができます。
絵本の台詞を日常で言うだけでも盛り上がりますよ。
③子供の興味の対象がどこかに少し含まれていること
子供が絵本の話に興味を示しやすいからです。
わからないがいっぱいだと子供は絵本の前から去っていくので、子供の興味の対象があるページを先に見せたりしました。
子供の興味の対象が絵本にある具体例は次の通り。
(②と同じ絵本で紹介します)。
絵本「ぷりんちゃん」 |
- プリン
- お菓子の家
- 果物 (いちご、さくらんぼ)
絵本「ホットケーキできあがり!」 |
- 子供が大好きなホットケーキ
- にわとり
絵本「1日10分でちずをおぼえる」 |
- 果物 (メロン、りんご、いちごなど)
- 動物 (牛、ライオン、かばなど)
- 乗り物 (自動車、飛行機、新幹線など)
絵本「はじめてであうすうがくの絵本」 |
- 乗り物 (自転車、バスなど)
- 動物 (ライオン、ぞう、うさぎなど)
- 果物 (スイカ、りんごなど)
- トランプ
絵本「王さまライオンのケーキ」 |
- 子供が大好きなケーキ
- 動物 (ライオン、アリ、ぞうなど)
子供の興味の対象として、子供の「今」興味を持っているものを選ぶときもありますが、確実なのはやっぱり「食べ物」。
食べたことがある。食べてみたい。作ってみたい。の興味に絵本を読みながら働きかけます。
3つの要素がないものは選ばない
おすすめや高評価でも、3つの要素がないものは購入しませんでした。
3つの要素があれば、選んだ絵本はほぼ確実に子供が好きになります。
子供が手に取る絵本が毎回「好き」を積み重ねた結果、絵本への興味や意欲が増しました。
「おすすめ」や「高評価」から絵本を選ぶよりも時間がかかりますが、「これだ!」と思える絵本に出会えたときは、絵本の時間がとても楽しくなりますよ。
参考:具体例に挙げた絵本の紹介(5冊)
具体例に挙げた絵本を参考までに。
我が家の子供の反応つきで絵本を紹介しています。
絵本「ぷりんちゃん」
【対象年齢】幼児 (我が家は3歳と1歳)
【内容】プリンがプリンアラモードに変身する話
-
【1歳と3歳の読書】「プリンちゃん」【絵本で食べることの知育(食育)】
幼児期から絵本を好きになってほしい。絵本「プリンちゃん」は、プリン好きなら、絵本が好きになるきっかけに一役買います。絵本を読むたびに想像を膨らませて、どんなプリンアラモードになるか、盛り上がる子供とのやりとり。楽しい絵本の時間を共有できる絵本です。プリンがプリンアラモードになる絵本なので食べることの知育にもなりますよ。
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絵本「ホットケーキできあがり!」
【対象年齢】4歳 (我が家は3歳と1歳)
【内容】材料を集めてホットケーキを作る話
-
【1歳と3歳の読書】「ホットケーキできあがり!」【絵本で食べることの知育(食育)】
幼児期から絵本を好きになってほしい。絵本「ホットケーキできあがり!」は、ホットケーキ好きなら、絵本が好きになるきっかけに一役買います。絵本を読むとホットケーキが食べたくなる。ホットケーキを作ったり、食べたときも絵本が読みたくなる。身近な存在の絵本です。ホットケーキを作って食べる絵本なので食べることの知育にもなりますよ。
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絵本「1日10分でちずをおぼえる」
【対象年齢】3歳から小学生 (我が家は2歳11か月から)
【内容】都道府県を楽しく覚えられる絵本
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【1歳からでも楽しい】「1日10分でちずをおぼえる」【絵本で地理の知育】
幼児期から都道府県の名前やその地理に親しんでほしい。都道府県の名前やその地理が身近にあってほしい。絵本「1日10分でちずをおぼえる」は、地理の知育によいです。読んでいるうちに無理なく、楽しく、自然といつの間にか覚えてしまう都道府県の名前や地理がわかる絵本は1歳から楽しめると思います。地理のさりげない知育ができますよ。
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絵本「はじめてであうすうがくの絵本」
【対象年齢】4歳から大人まで (我が家3歳と1歳から)
【内容】仲間外れを探す / 2つのものをくっつけたり離したりして考える / 順番に数える / 長さや重さを比べる
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【2歳も楽しんだ】「はじめてであう すうがくの絵本」【絵本で知育】
幼児期からかずやすうじ、数学に親しんでほしい方におすすめ。絵本「はじめてであう すうがくの絵本」は、かずとすうじ、数学の知育によいです。生き物や乗り物などが描かれた絵の中から仲間外れを見つけたり、トランプを作ったり、身近な題材がいっぱい登場する絵本の世界を楽しみながら、かずとすうじ、数学のさりげない知育ができますよ。
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絵本「王さまライオンのケーキ」
【対象年齢】5歳 (我が家は4歳と2歳)
【内容】倍 / 半分
-
【2歳と4歳の読書】王さまライオンのケーキ【絵本でかずとすうじの知育】
幼児期からかずやすうじに親しんでほしい。絵本「王さまライオンのケーキ」は、かずやすうじの知育によいです。ケーキが好きなら2歳からでも絵本を楽しめると思います。大きなケーキをどんどん半分に切って取り分けたり、作ってくるケーキの数を倍に増やしたりするお話の中でさりげない、かずやすうじの知育ができますよ。
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というわけで、今回は以上です。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
我が家の子供が好きになる絵本選びのコツではありますが、貴方の絵本選びのお役に立てれば幸いです。