子育て 知育の絵本・図鑑

【4歳の読書】「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」【本で漢字に触れる知育】

2022年4月12日

いなちさブログ【絵本で知育】なぜどうしてかがくのお話1年生

こんにちは、いなか ちさき です。
本「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」と「なぜ?どうして?科学のお話(2~3年生)」を購入して10か月が経過しました。

内容が身近な話なので子供の食いつきがよく、4歳児が自ら読んで楽しんでいたので紹介します。

文章は学年に見合った漢字がふりがなつきで使用されているので、身近な話を楽しく読みながら、さりげない漢字の知育になりますよ。

 本記事の内容

  • 本「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」基本の情報
  • 本「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」の内容について
    (おすすめなところ/良くないところ)
  • 余談:本「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」を読んだ子供の反応
    (4歳と2歳)

それでは、順番にみていきましょう。

本「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」基本の情報

タイトル

なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)

内容

①ウサギのなぜを考えてみよう(カラー・写真あり)
②ふしぎがいっぱいの36話(3P程度で完結・挿絵あり)

【36話の内訳】
・からだのお話 8話
・生き物のお話 12話
・身の回り・食べ物のお話 6話
・地球と宇宙のお話 5話

・世界三大珍獣
・世界一の花の匂いは?
・ケーキふっくら科学実験

・伝記(野口英世)
・伝記(エジソン)

対象年齢

絵本に記載はありませんが、学研のwebページには「小1」の記載。
学年相応の漢字が使用されており、全てにふりがながあります。

我が家では気にせず4歳児と2歳児が読みました。

絵柄 (リアル⇔デフォルメ)

最初の2~9Pは大きなカラーの写真とイラストが多め。

それ以降はカラーやモノクロのイラストが文章の合間にアクセントで使われています。

監修

【総合監修】大山光春 さん
【人体】吉田義幸さん(吉田こどもクリニック院長)
【動物】今泉忠明さん(動物科学研究所所長)
【植物】高橋秀男さん(神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館員)
【昆虫】岡島秀治さん(元東京農業大学農学部教授)

出版・発行など

学研プラス

初版発行:2019年07月11日
※2009年刊を増補改訂したもの
判型:A5
ページ数:192ページ

シリーズ

「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」は「よみとく10分シリーズ」としてほかに全部で6種類と各々学年別にあります。

「なぜ?どうして?科学のお話」(1~6年生)以外を持っていないので、他のシリーズについて詳しく紹介できませんが参考までに。

●「なぜ?どうして?科学のお話」1~6年生
「からだ」「生き物」「食べ物」「地球・宇宙」などの、科学の疑問に答える短いお話。

●「10分で読めるお話」1~6年生
各学年にぴったりの、楽しく読みやすい12作品を収録。

●「10分で読める名作」1~6年生
有名なお話や昔から知られているお話など、13作品を収録。

●「10分で読める物語」1~6年生
国語の先生が選んだ、バラエティ豊かな14作品を掲載。

●「10分で読める伝記」1~6年生
伝記をもっと楽しめる「偉人マップ」「偉人の年表」「偉人のとびら」つき。

●「なぜ?どうして?身近なぎもん」1~6年生
「生活」「たべもの」「からだ」「スポーツ」など、身の回りのぎもんに答える。

●「なぜ?どうして?科学のぎもん」1年生/2年生
「からだ」「生き物」「食べ物」「地球・宇宙」などの、身近な科学の疑問にまつわるお話やクイズ。

絵本の評価 (amazon 楽天ブックス 絵本ナビ)

星5つで評価 2022/04/12時点
amazon  4.4(209件)
楽天ブックス  4.4(5件)
絵本ナビ 4(1人)

本「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」の内容について

いなちさブログ【絵本で知育】

ここからは本を読んだ感想です。

おすすめなところ5つ

いきなりお話(文章)が始まらない
2~9Pはカラーの写真や絵を大きく使ったページとなっており、本の導入としてとても興味がそそられました。
そのあとに目次、お話と続きます。

3ページ程度で完結する身近な話
短いので幼い子が読んでも話がわかりやすいと思います。

見開きのどこかに挿絵がある
開いたときに文字ばかりになるページはありません。

学年に見合った漢字をふりがなつきで使用
漢字に対して、漢字単体で書いたり練習するより、自然な形で触れ合うことができます。

文字の大きさ、行間が国語の教科書と同程度
幼い子が手にしてもあまり圧迫感がなく読みやすいです。

ページ当たりの文字数は教科書がB5なのに対して、「なぜ?どうして?かがくのお話」はA5でサイズが少し小さいので少し減ります。

良くないところ

個人的には特にないですが、あえて挙げるなら次のとおり。

科学を知る目的なら物足りない可能性あり

「漢字に触れてほしい」「文章を読んで内容を理解する力をつけたい(読解力)」「語彙を広げたい」「本を読む習慣を持ってほしい」など、国語の要素を目的として読むならば、話の内容が身近なのでおすすめです。

イメージは国語の教科書に理科のエッセンスが入って、親しみやすく身近になった感じ。

余談:本「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」を読んだ子供の反応(4歳と2歳)

本の内容をより子供たちに身近にするために、「ケーキ ふっくら かがくじっけん(P147)」の通りにケーキを作ったり、「にじは どうして できるの・(P168)」の通りにペットボトルで虹を作ったりしました。

 4歳

  • 最初は一緒に読んでいたのに、いつの間にか自分で読むと持って行くくらい興味を示しました。
  • 1人で読んだ後は、得意げに「お母さん、知ってる?」から始まる会話で読んだ内容を話してくれます。
  • タイトルが疑問文なので「クイズだよ。あくびはどうして出るの?」とタイトルを読んだ後に「お話を聞いてから答えてね」とクイズ形式にして読んだりしました。
  • 時折、「お母さんに読んであげる」と音読してくれます。

 2歳

  • 最初とP70にあるうさぎの話がお気に入り。
  • 読んでいると一応話を聞いていますが、最初にある絵や写真がたくさんあるページを見ながら話す方が好きなようです。

絵本とは違った本にどの程度、興味を持ってくれるかがわからなかったので、我が家は「なぜ?どうして?かがくのお話(1年生)」と「なぜ?どうして?科学のお話(2~3年生)までを購入しました。

私(親)が読んであげるつもりでしたが、自ら読んでくれるという予想外の結果だったので、現在は4~6年生も購入して読んでいます。

というわけで、今回は以上です。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

少しでも、絵本選びの足しになりましたら、うれしいです。

楽しく本を読みながら、語彙を広げたい方へご参考までに。

児童書「エルマーのぼうけん
【対象年齢】5・6歳から (我が家は4歳と2歳から)

いなちさブログ【児童書】エルマーのぼうけん
【4歳の読書】「エルマーのぼうけん」【漢字全てにフリガナ付き児童書 】

おすすめの児童書や、絵本から児童書への移行でよく挙げられている「エルマーのぼうけん」について知りたい方へ。物語はファンタジーな世界の冒険です。大きくなったら好きなところへ飛んでいきたい「エルマー」が、空から落ちて動物たちに捕まってしまっている「りゅう」を助けるために知恵を絞りますよ。

続きを見る

児童書「ぼくはめいたんてい きえた犬のえ
【対象年齢】低学年から (我が家は4歳と2歳から)

いなちさブログ【児童書】ぼくはめいたんていきえた犬のえ
【4歳の読書】「ぼくはめいたんてい きえた犬のえ」【漢字全てにフリガナ付き児童書 】

幼児期から語彙を増やしたい方におすすめです。児童書(小説)は文字が多くなった分、いろいろな単語や言い回し、表現に出会うことができます。普段使うことのない単語や言い回しを知るきっかけとして、子供の語彙を広げることに一役買います。1ページ10行と言う読みやすい児童書で、ネートと一緒に謎をときながら、語彙を広げてみませんか。

続きを見る

もっと理科や科学に触れたい方にはこちらがおすすめ。

絵本「ビジュアル理科事典
【対象年齢】小学生から (我が家は4歳と2歳から)

いなちさブログ【絵本で知育】ビジュアル理科事典
【4歳も視覚的に楽しい】「ビジュアル理科事典」【絵本で理科の知育】

幼児期から理科に興味を持ってほしい。絵本「ビジュアル理科事典」は、小学校の生活(上下)と理科(3~6年)の教科書に登場する内容などを視覚的に楽しむことができます。「堅苦しい」「難しい」といった勉強の雰囲気はなく、子供が好奇心の延長で、楽しく小学校の理科に触れることができるので、さりげない理科の知育になりますよ。

続きを見る

-子育て, 知育の絵本・図鑑
-,

© 2024 いなちさブログ