【4歳も興味津々】「チリメンモンスターをさがせ」【絵本で理科の知育(食育にもおすすめ)】

こんにちは、いなか ちさき です。

絵本「チリメンモンスターをさがせ」を買って7カ月が経過しました。
4歳と2歳が食い入るように集中して、興味津々に眺める絵本です。

絵本「チリメンモンスターをさがせ」は、しらす干しやじゃこの中に混ざっているチリモンを探しながら、海に暮らす生き物やその食物連鎖を知るきっかけになるので、さりげない理科の知育にもなりますよ。

栄養士の資格を持つ私としては、カルシウムがとれる身近な食材「しらす干し」や「じゃこ」に関わる色々な理解が深まるので、食べることの知育(食育)としてもおすすめの絵本です。

　本記事の内容

それでは、順番にみていきましょう。

絵本「チリメンモンスターをさがせ」基本の情報

タイトル

「チリメンモンスターをさがせ」

内容

• チリモンの説明
• 海に暮らす生物の説明
• 見開きの写真からチリモンを探す

• チリメンジャコができるまでの説明
• チリモンをカード形式で紹介する(図鑑)
• チリモンが支える海の生き物 (食物連鎖のはなし)

対象年齢

絵本そのものに記載はありません。

偕成社と絵本ナビのwebページにて「小学校中学年から」と紹介されています。

全ての漢字にはルビがついています。
我が家では気にせず4歳児と2歳児が読んでいました。

絵柄　(リアル⇔デフォルメ)

写真が多いです。
イラストは可愛くデフォルメされています。

監修

きしわだ自然資料館
大阪府岸和田にある地元密着型の博物館
【公式サイト】
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/shizenshi/

きしわだ自然友の会
きしわだ自然資料館と協力しながら活動している友の会組織

日下部敬之 (大阪府環境農林水産総合研究所) さん

• 1962年京都府生まれ
• 京都大学農学部水産学科卒
• 専門は大阪湾で漁獲される魚類資源の管理技術と、波打ちぎわの稚魚の研究。

出版・発行など

偕成社
「はらぺこあおむし」「じゃあじゃあびりびり」「１００かいだてのいえ」などをだしている。

初版発行：2009年7月
判型：28×22cm
ページ数：64ページ

受賞歴

全国学校図書館協議会・選定図書（2009）
日本図書館協会選定図書（2009）

絵本の評価　(amazon　楽天ブックス　絵本ナビ)

星5つで評価　2022/01/31時点
amazon　 4.1(56件)
楽天ブックス　4.61 (46件)
絵本ナビ　4.47 (14人)

絵本「チリメンモンスターをさがせ」の内容について

ここからは絵本を読んだ感想です。

おすすめなところ2つ

①海に暮らす生き物を知るきっかけになる
海に暮らす生き物たちということで、「脊椎動物」「無脊椎動物」などにわけて紹介があります。
また、チリモンなど海の生き物の食物連鎖を知ることも出来ます。

②観察する楽しさを知る
チリモンの姿かたちをよく見て、探すことができると、単純に嬉しい。
チリモンカード図鑑はよくできていて面白いです。

③しらす干しやじゃこを使った料理に興味を示す
食卓に出るとなかなかチリモンはいませんが、よく探しています。
また、チリメンジャコができるまでを知ることができます。

気になるところ

特にないですがあえて挙げるなら次のとおり。

チリモンが市販品の中にはなかなかいない

絵本にも書かれているのですが、混じり物の多いちりめんじゃこの市販は少なくなっているようです。
教材用の製品であれば現物を見ることができるかもしれません。

絵本「チリメンモンスターをさがせ」を読んだ子供の反応
(4歳と2歳)

　4歳

　2歳

というわけで、今回は以上です。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

少しでも、絵本選びの足しになりましたら、うれしいです。