こんにちは、いなか ちさき です。
児童書「エルマーとりゅう」も読んだ方がいいのかな。
児童書「エルマーのぼうけん」に続く2作目はどんな話だろう。
児童書「エルマーとぼうけん」に始まる3作品の2作目、児童書「エルマーとりゅう」を知りたい方へ。
エルマーの話は続いていますが、1冊ごとにハッピーエンドで完結してるので、3冊全て読まなければ終わり感が得られないものではありません。
3作全部読んだ感想として、個人的には1作目の「エルマーとぼうけん」が3作の中で一番おもしろいと思いました。
1作目「エルマーのぼうけん」は、こちらで紹介しております。
【4歳の児童書デビュー】「エルマーのぼうけん」【児童書で語彙を広げる知育】
参考までに「エルマーとりゅう」を紹介したいと思います。
本記事の内容
- 児童書「エルマーとりゅう」基本の情報
- 児童書「エルマーとりゅう」の内容について(おすすめなところ/良くないところ)
- 余談:児童書「エルマーとりゅう」を読んだ子供の反応(5歳と3歳)
それでは、順番にみていきましょう。
児童書「エルマーとりゅう」基本の情報
タイトル |
「エルマーとりゅう」
原文タイトル
「Elmer and the Dragon」
あらすじ |
1作目で助けた「りゅう」が「エルマー」を背にのせて家近くまで届ける話。
途中に立ち寄ったカナリヤ島で、王さまの病気を治して宝物を手に入れます。
帰宅するとお父さんの誕生日でした。
対象年齢 |
本の記載はありませんが、偕成社のwebページの案内は次の通り。
読んであげるなら5・6才から
自分で読むなら小学低学年から
文章はひらがなが多めで漢字は簡単なもののみ。
使用されている漢字には全てルビがあります。
我が家では気にせず5歳と3歳に読みました。
絵柄 (リアル⇔デフォルメ) |
柔らかいタッチと色合いのデフォルメ。
物語の挿絵はモノクロ。
物語がある119ページ中、38か所の挿絵があります。
作 |
ルース・スタイルス・ガネット(RUTH STILES GANNETT) さん
- 1923年ニューヨーク生まれ
- 1944年バッサー・カレッジ卒業
- 化学者として医学研究所、電波探知機の研究所で働く。
- その後児童図書協議会で働いている間に「エルマーのぼうけん」を書いた。
絵本の翻訳:渡辺茂男さん
絵 |
ルース・クリスマン・ガネット(RUTH CHRISMAN GANNETT) さん
- 1896年サンタアナ市に生まれ
- 1920年カリフォルニア大学卒業
- その後、アート・ステューデント・リーグにて学ぶ
- ルース・スタイルス・ガネットの義理の母
出版・発行など |
福音館書店
初版発行:1964年08月15日
判型: 22×16cm
ページ数:128ページ
絵本の評価 (amazon 楽天ブックス) |
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児童書「エルマーとりゅう」の内容について
ここからは児童書を読んだ感想です。
おすすめなところ
エルマーが冷静に頭を使って物事を解決していくところ
エルマーが頭を使って解決する部分は、1作目の「エルマーとぼうけん」に比べるとあっさりした内容ですが、3作通して冷静なキャラクターでした。
りゅうのキャラクターがみえてくる
1作目「エルマーのぼうけん」でりゅうの登場は救出する最後だけでしたが、今回はエルマーとりゅうのやりとりが始終あります。
りゅうのキャラクターに興味のある方は、楽しめるのではないでしょうか。
良くないところ
問題解決に取り掛かるまでの導入が長い
エルマーシリーズの見どころは、「どう解決してくれるのか」というところだと言うなら、その場面までが少し長いです。
また、1作目の「エルマーとぼうけん」の解決場面に感じたわくわく感が少し薄いように思いました。
キャラクターそのものに愛着を持っていて、キャラクターたちのやりとりを楽しむことができるなら、良いかもしれません。
児童書「エルマーとりゅう」を読んだ子供の反応(5歳と3歳)
「あらし」という話のときは、図を書いたり、身振り手振りで説明を加えました。
嵐を知るきっかけになったように思います。
読み終えた後は、子供たちと「宝探しごっこ」をしました。
5歳
- 読みたいと言っていただけに、私の音読前に自分で読んだようです。
- 「宝物があるんだよ」「最後はお父さんとお母さんに会えたよ」など、話の内容を教えてくれました。
- 私の音読中は本文を目で追っているようで、読み間違えると指摘されます。
3歳
- 挿絵のないページになると、挿絵を見たがったので、挿絵を見せたまま読みました。
- 音読中に時々「どこに書いてあるの」と聞くので、文字を追おうとしているようです。
というわけで、今回は以上です。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
少しでも、児童書選びの足しになりましたら、うれしいです。
謎解きが好きな方へおすすめの児童書です。
●「ぼくはめいたんてい きえた犬のえ」
【対象年齢】低学年(我が家は4歳と2歳)
読むとホットケーキが食べたくなります。
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【4歳の読書】「ぼくはめいたんてい きえた犬のえ」【漢字全てにフリガナ付き児童書 】
幼児期から語彙を増やしたい方におすすめです。児童書(小説)は文字が多くなった分、いろいろな単語や言い回し、表現に出会うことができます。普段使うことのない単語や言い回しを知るきっかけとして、子供の語彙を広げることに一役買います。1ページ10行と言う読みやすい児童書で、ネートと一緒に謎をときながら、語彙を広げてみませんか。
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