こんにちは、いなか ちさき です。
絵本「くだもの」を買って4年が経過しました。
絵本に興味がない子も、くだものや食べることが好きな子なら、この絵本を通して絵本が身近になる、もしくは絵本が好きになるきっかけに一役買うと思ったので紹介します。
栄養士の資格を持つ私としては、果物そのものの形と食べるときの形を見ることができるので、食べることの知育(食育)としておすすめの絵本です。
本記事の内容
- 絵本「くだもの」基本の情報
- 絵本「くだもの」の内容について
(おすすめなところ/良くないところ) - 余談:絵本「くだもの」を読んだ子供の反応
(買った当時1歳~現在4歳、0歳~現在2歳)
それでは、順番にみていきましょう。
絵本「くだもの」基本の情報
タイトル |
「くだもの」
あらすじ(内容) |
果物の絵と名前を見た後に、「さあ、どうぞ」の言葉と、食べる状態の果物が描かれています。その繰り返し。
- すいか
- もも
- ぶどう
- なし
- りんご
- くり
- かき
- みかん
- いちご
- バナナ
対象年齢 |
絵本の記載は次のとおり。
2歳から4歳むき
全てひらがなで、文字数は少ないです。
我が家では上の子が1歳から、下の子は0歳から読みました。
現在4歳と2歳の子供を見ていると、0~2歳のあたりが一番よく読んでいました。
絵柄 (リアル⇔デフォルメ) |
本物と言ってもいいくらい本物に近いイラスト。
「さあ、どうぞ」と差し出されたときの果物は、思わず食べたくなるくらいおいしそうに描かれています。
作 |
平山和子 さん
・1934年東京生まれ
・東京芸術大学美術部図案科卒業
出版・発行など |
福音館書店
初版発行:1981年10月20日
判型:22×21cm
ページ数:24ページ
絵本の評価 (amazon 楽天ブックス 絵本ナビ) |
星5つで評価 2022/01/28時点
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絵本「くだもの」の内容について
ここからは絵本を読んだ感想です。
おすすめなところ3つ
①子供とのやりとりがたのしい
果物の名前と「さあ、どうぞ」しか書かれていないので、素敵な絵を見ながら話が膨らみやすいです。
- 「さあどうぞ」→「いただきます」→食べる真似をして→「おいしいね」
- 「スイカは種があるね」「種をとって食べようね」
- 「春になったらいちごを食べようね」
②果物の旬を知る
絵本を見ると「食べたい」という話になりがち。
そこで旬がいつなのかを知るきっかけになります。
③りんごとなしを比べる
よく似た2つですが、味も食感りも違う2つ。
りんごとなしを言葉で表現するきっかけになります。
良くないところ
特にないですがあえて挙げるなら次のとおり。
・あまりにおいしそうな絵柄なので子供が食べたがる
絵本を見ると高確率で「食べたい」と言われます。
旬ならいいのですが、旬でないときは困りました。
そのくらい魅力的な絵です。
余談:絵本「くだもの」を読んだ子供の反応
(買った当時1歳~現在4歳、0歳~現在2歳)
読んでいた時期は0~2歳が一番多かったです。
- 「さあ、どうぞ」の果物をとった真似をして、自分の口へ運び「もぐもぐ、おいしいな」子供の口へ運び「もぐもぐ、おいしいね。」というやりとりをしました。
- 子供も食べる真似をするようになり一緒に「おいしね。」
- 旬を知り、季節折々の果物を楽しめるようになりました。
- 絵本に描いてある果物を食べるときは、絵本の描いてあるところを見せながら食べました。
- どうしても丸いスイカを切るところが見せたかったので、夫に子供を見てもらいながら、子供の目の前で切って見せた時の子供の顔はいい思い出です。
- 絵本にあるスイカの切り方だと、子供には大きくて食べにくいとは思いましたが、同じように切ってだしたときは盛り上がりました。
というわけで、今回は以上です。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
少しでも、絵本選びの足しになりましたら、うれしいです。
貴方の好きな果物は何ですか?