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【絵本が好きになる】「ぐりとぐら」【絵本で食べることの知育(食育)】

2022年1月11日

いなちさブログ【絵本で知育】ぐりとぐら

こんにちは、いなか ちさき です。

絵本「ぐりとぐら」を買って4年が経過しました。
おままごとで真似をするくらい気に入っていたので、紹介します。

栄養士の資格を持つ私としては、卵から「何を作ろうか」とあれこれ考えて、自分の手で料理し、みんなで一緒に食べるという話なので、食べることの知育(食育)としてもおすすめの絵本です。

 本記事の内容

  • 絵本「ぐりとぐら」基本の情報
  • 絵本「ぐりとぐら」の内容について
    (おすすめなところ/良くないところ)
  • 余談:絵本「ぐりとぐら」を読んだ子供の反応
    (買った当時0歳7か月→4歳)

それでは、順番にみていきましょう。

絵本「ぐりとぐら」基本の情報

タイトル

ぐりとぐら

あらすじ

主に登場するのは、のねずみの「ぐり」と「ぐら」。
2匹は、お料理することと、食べることが大好き。
森の奥で見つけた大きな卵を使って、大きなカステラを作り、匂いに寄ってきた森の動物たちと一緒に食べる話。

対象年齢

絵本の記載は次のとおり。

読んであげるなら3歳から
自分で読むなら小学校初級むき

全てひらがなで書かれています。
我が家では気にせず0歳7か月が読んでいました。

絵柄 (リアル⇔デフォルメ)

愛嬌のあるデフォルメされた絵。
柔らかく自由な線で描かれており、特に楽しい気持ちがよく伝わってきます。
描き込まれすぎない背景が、生き生きとしたキャラクターたちを際立たせます。

絵本の作

中川李枝子 さん

  • 北海道札幌生まれ。
  • 大村百合子さんの実姉。
  • 保育園勤務のかたわら創作をはじめる。
  • 映画「となりのトトロ」の楽曲「さんぽ」の作詞。
絵本の絵

大村百合子 さん

  • 東京生まれ。
  • 中川李枝子さんの実妹。
  • 結婚により山脇百合子となる。
出版・発行など

福音館書店
「おおきなかぶ」や「くだもの」、「はじめてであうすうがくの絵本」などを出版しているところ

初版発行:1967年1月20日
判型:20×27cm
ページ数:28ページ

そのほか

次のとおり絵本に記載あり。

全国学校図書館協議会選定図書「基本図書」
厚生省中央児童福祉審議会特別推薦図書

絵本の評価 (amazon 楽天ブックス 絵本ナビ)

星5つで評価 2022/01/11時点
amazon  4.6(777件)
楽天ブックス  4.66(919件)
絵本ナビ  4.83(623人)

シリーズについて

この絵本はぐりとぐらのシリーズとしてほかに6冊あります。
どの絵本も「ぐりとぐら」らしく、わくわくする内容です。

私はシリーズの中から「ぐりとぐら」を選びました。
私が幼いころからある定番だったからです。

他の絵本は持っていないので詳しくは紹介できませんが参考までに。
(星5つで評価 2022/01/11時点)

ぐりとぐらのおきゃくさま
初版年月日 : 1967年06月01日
クリスマスのお話
amazon 4.5(154件) / 楽天ブックス 4.52(229件) / 絵本ナビ 4.67(226人)

ぐりとぐらのかいすいよく
初版年月日 : 1977年04月01日
海坊主とのお話
amazon 4.6(98件) / 楽天ブックス 4.44(153件) / 絵本ナビ 4.49(185人)

ぐりとぐらのえんそく
初版年月日 : 1983年03月05日
野原に遠足に行くお話
amazon 4.5(130件) / 楽天ブックス 4.54(161件) / 絵本ナビ 4.68(175人)

ぐりとぐらのくるりくら
初版年月日 : 1992年10月31日
手長うさぎのくるりくらとのお話
amazon 4.9(42件) / 楽天ブックス 4.36(100件) / 絵本ナビ 4.3(154人)

ぐりとぐらのおおそうじ
初版年月日 : 2002年02月01日
冬が終わった春の朝に始まるダイナミックな大掃除の話
amazon 4.4(82件) / 楽天ブックス 4.41(116件) / 絵本ナビ 4.68(171人)

ぐりとぐらのすみちゃん
初版年月日 : 2003年10月15日
すみれちゃんが持ってきたかぼちゃを使って料理する話
amazon 4.3(62件) / 楽天ブックス 4.5(149件) / 絵本ナビ 4.69(156人)

絵本「ぐりとぐら」の内容について

いなちさブログ【絵本で知育】

ここからは絵本を読んだ感想です。

おすすめなところ

わくわくする
わくわくするポイントは次の3つ。

大きなカステラづくり
子供の頃、誰しも夢を描くのではないでしょうか。
大好きなもの、甘いものをいっぱい食べたい。

物語の中ではのねずみという小さな二人からみて、とてつもない大きさのカステラを作ります。

台所ではなく森の中で作る
石でかまどを作って、火をつけます。
壁も天井も換気扇もない、広い広い森の中で作ったら、森のどこもかしこも甘くていい匂いに包まれることでしょう。

大きさだけではなく、料理そのものがダイナミックです。

試行錯誤のプロセス

  • 大きな卵で何を作ろうかと考えてみたり
  • 大きな卵をどうやって持って帰ろうかと考えたり
  • 割れない卵をどうしようと考えたり

その過程があるからこそ、出来上がったときの喜びが大きいです。

良くないところ

特にないですがあえて挙げるなら次のとおり。

ページ数とページ当たりの文字数が多め

最初から最後まで物語を読むには長いかなと思います。

読みながら、興味を引き付けるようにアクションをいれていました。
具体例は次のとおり。

  • 「ぐり ぐら ぐり ぐら」の場所はぐりとぐらを交互に指差しながら読む
  • どんぐりと、栗を拾う場面は、絵本に描かれたどんぐりと栗を拾ってかごに入れる真似をする
  • 「ぽんと 手をたたきました」と読みながら、その動作を私がする
  • リュックに詰めるとき、絵本に描かれた各々をリュックに入れる真似をする
  • 「卵を叩きました」と読んだときに、絵本に描かれた卵をげんこつでコツンとして痛そうな仕草をしながら「おお、痛い」と読む
  • ぐらがかまどを作る場面で絵に描かれた枝を集めてかまどに入れる真似をする
  • 「鼻を動かしながら集まってきました」と読んだ後にくんくんする動作をしてみる
  • 森のみんなで食べるときは、絵本のカステラをとって食べる真似をする

とにかく子供の反応をみながら色々していました。

 とはいえ、全部通して読むことにこだわらない。

好きな場面を好きなだけ読む。
興味がある場面から始まる。

子供が「絵本は楽しい」と思えることを最優先にする読み方でも、時の経過とともに、全部通して読むようになりました。

絵本「ぐりとぐら」を読んだ子供の反応
(買った当時0歳7か月→現在4歳)

 0歳7か月頃~

  • 読んでいると、ぐりやぐらを指差すので、「ぐりだよ」「ぐらだよ」と私が答えるやりとりがお気に入り。
  • 特に最初の中表紙のぐりとぐらで指をたくさん差して遊びました。
  • おままごとをするとき、「さあ、できたころだぞ」と言いながら、おなべの蓋を取って、ぐらの真似をしていました。

 2歳~

  • 切り株を見て、「なんで上がないのか」と気になる様子。
  • 森の動物が集まてくるところで、オオカミが「どうしてタオルを持っているの?」と聞いたり、想像したりしていました。
  • みんなで食べる場面では、オオカミが「どうぞってしてる」と言ったり、動物たちの様子から「なんて言ってる?」と聞くので「おいしね、かな?」など一緒に考えたりしました。
  • ぐりぐらの部分は掛け合うように読むと喜んで答えてくれます。
  • 私「僕らの名前はぐりと」子「ぐら」
  • 私「――お料理すること食べること、ぐり」子「ぐら」私「ぐり」子「ぐら」
  • 4歳を過ぎてからは、私が読んでいると途中から私に代わって音読してくれる時もあります。

というわけで、今回は以上です。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

少しでも、絵本選びの足しになりましたら、うれしいです。

甘いものが好きなお子さんがいらっしゃる方へご参考までに。

● プリンアラモードになる話の「プリンちゃん
【対象年齢】幼児 (我が家は3歳と1歳)

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● 誕生日ケーキを作る話の「おたすけこびと
【対象年齢】3歳 (我が家は1歳)

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幼児期から絵本を好きになってほしい。絵本「おたすけこびと」は、建設機械(重機)が好きなら、絵本が好きになるきっかけに一役買います。絵本を読むとこびとたちの作るケーキが出来上がっていくと同時に、夢や想像が膨らんでいきます。建設機械(重機)とケーキと誕生日が題材のケーキを作る絵本なので食べることの知育にもなりますよ。

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● ホットケーキを作る話の「ホットケーキできあがり!
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幼児期から絵本を好きになってほしい。絵本「ホットケーキできあがり!」は、ホットケーキ好きなら、絵本が好きになるきっかけに一役買います。絵本を読むとホットケーキが食べたくなる。ホットケーキを作ったり、食べたときも絵本が読みたくなる。身近な存在の絵本です。ホットケーキを作って食べる絵本なので食べることの知育にもなりますよ。

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● ケーキをわけたり、作る話の「王さまライオンのケーキ
【対象年齢】5歳 (我が家は4歳と2歳)

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幼児期からかずやすうじに親しんでほしい。絵本「王さまライオンのケーキ」は、かずやすうじの知育によいです。ケーキが好きなら2歳からでも絵本を楽しめると思います。大きなケーキをどんどん半分に切って取り分けたり、作ってくるケーキの数を倍に増やしたりするお話の中でさりげない、かずやすうじの知育ができますよ。

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