こんにちは、いなか ちさき です。
絵本「写真でわかる 慣用句事典」を購入して1カ月が経過しました。
幼児期から慣用句に触れて語彙を増やしてほしい…。
幼児にわかりやすくて楽しく語彙を増やせるものはないかな…。と思ったことはありませんか?
絵本「写真でわかる 慣用句事典」は、子供(5歳と2歳)の興味をとても刺激した結果、図鑑を見るように楽しんで読むことができたので紹介します。
絵本「写真でわかる 慣用句事典」は、身構えたり、かしこまらなくても、美しい写真を眺めるだけで、楽しく慣用句に触れることができるので、幼児の語彙を広げる知育におすすめですよ。
本記事の内容
- 絵本「写真でわかる 慣用句辞典」基本の情報
- 絵本「写真でわかる 慣用句辞典」の内容について
(おすすめなところ/良くないところ) - 余談:絵本「写真でわかる 慣用句辞典」を読んだ子供の反応
(5歳と2歳)
それでは、順番にみていきましょう。
絵本「写真でわかる 慣用句事典」基本の情報
タイトル |
「写真でわかる 慣用句事典」
内容 |
- 慣用句(63)
- あいうえお順さくいん
慣用句が63語ある中、34語は見開き2ページで1つを紹介。
残りの19語は1ページに1つずつ、10語は1ページに2つずつ紹介。
関連するものは同ページ内でまとめて紹介しています。
慣用句ごとに次の3つが書かれています。
①意味と解説(元になっている事柄など)
②使い方の例
③元になっている事柄の詳しい説明と写真
対象年齢 |
絵本に記載はありませんが学研のwebページにて「小1~6」の記載。
漢字には全てふりがながあります。
我が家では気にせずに、5歳と2歳に読みました。
個人的には図鑑の感覚で幼児も楽しめると思います。
絵柄 (リアル⇔デフォルメ) |
とても美しい写真で慣用句を紹介。
慣用句の使い方部分にシンプルなイラストがあります。
出版・発行など |
学研プラス
初版発行:2011年10月17日
判型:B5
ページ数:88ページ
絵本の評価 (amazon 楽天ブックス 絵本ナビ) |
星5つで評価 2022/06/21時点
amazon 4.3(18件)
楽天ブックス 4.0(8件)
絵本ナビ -(-人)
シリーズ |
「写真でわかる」シリーズとして他に3つあります。
「写真でわかる ことわざ辞典」
初版発行:2009年04月10日
内容:ことわざ(24) / 慣用句(17) / 四字熟語(3) / 故事成語(2)
こちらの記事で紹介しています。
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【幼児も楽しめる】写真でわかる ことわざ辞典【語彙を広げる知育】
幼児期からことわざに触れてほしい方、語彙を広げたい方へ。絵本「写真でわかる ことわざ辞典」は、美しい写真と添えられた説明文が視覚的に楽しめるようになっています。ことわざと聞いて、身構えたり、かしこまらなくても大丈夫。美しい写真を眺めるだけで、楽しくことわざに触れることができるので、語彙を広げる知育におすすめですよ。
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「写真でわかる 慣用句辞典」
初版発行:2011年10月17日
内容:慣用句(63)
こちらの記事で紹介しています。
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【幼児も楽しめる】写真でわかる 四字熟語辞典【語彙を広げる知育】
幼児期から四字熟語に触れてほしい方、語彙を広げたい方へ。絵本「写真でわかる 四字熟語辞典」は、美しい写真と添えられた説明文が視覚的に楽しめるようになっています。漢字だからという理由で四字熟語を身構えることも、かしこまる必要もありません。美しい写真を眺めて楽しく四字熟語に触れましょう。語彙を広げる知育におすすめですよ。
続きを見る
「写真でわかる はじめてことわざ・四字熟語辞典」
発売日:2018年07月05日
内容:ことわざ / 四字熟語 / 慣用句 / 故事成語 (合計約330)
こちらは持っていないので詳しく紹介できませんが、参考までに。
私は絵本「写真でわかる はじめてことわざ・四字熟語辞典」を1冊ではなく、「写真でわかる ことわざ辞典」と「写真でわかる 四字熟語辞典」と「写真でわかる 慣用句辞典」の3冊を購入しました。
手に取りやすさを重視した結果です。
絵本「写真でわかる はじめてことわざ・四字熟語辞典」を1冊にした場合のメリットとデメリットは次の通り。
メリット
ことわざ・四字熟語・慣用句・故事成語を約330語を収録と紹介。
「写真でわかる ことわざ辞典」と「写真でわかる 四字熟語辞典」と「写真でわかる 慣用句辞典」の3冊に比べて、1冊で多くの言葉が学べるものと予想される点。
デメリット
「写真でわかる ことわざ辞典」と「写真でわかる 四字熟語辞典」と「写真でわかる 慣用句辞典」の3冊はB5サイズ88ページに比べて、A5サイズ288ページなので、小さくて分厚い。
絵本「写真でわかる 慣用句事典」の内容について
ここからは絵本を読んだ感想です。
おすすめなところ5つ
「写真でわかる 四字熟語辞典」と共通している詳細は割愛しています。
①写真が美しい
②意味が視覚的にわかりやすい
特に、「全体が見える写真+吹き出しで接写した写真」という組み合わせは把握しやすいです。例は次の通り。
- 青田買い(広大に広がる青田の写真+稲が実った時の接写)
- うだつが上がらない(家の全体像写真+うだつの接写)
- つめをとぐ(爪を研ぐ猫の写真+爪の接写)
③写真と文字の配置が見やすい
④関連する言葉がまとめてある
⑤写真に擬音やセリフ、一言が添えられている
良くないところ
特にないです。
どうしても挙げるなら、迷路やクイズがあると更によかったこと。
〇×迷路クイズがあるというだけで5歳児は「写真でわかる ことわざ辞典」を1番気に入っているので(笑)
余談:絵本「写真でわかる 慣用句事典」を読んだ子供の反応(5歳と2歳)
5歳
- 「今日のお風呂はからすの行水で入るね!」と、使えることが嬉しい。
- マイクラの武器繋がりで刀の項目に興味津々。
- 「くちばしが黄色い」と「すしづめ」の写真がお気に入り。
- 泥団子づくりの経験から「ふるいにかける」は身近に感じられた様子。
2歳
- 「糸を引く」の人形や「しっぽをふる」の犬をよく見ている。
- 「ありのはい出るすきもない」の見開きページで小さなアリを見つけては「いたー」と嬉しそう。
- 「一石を投じる」をまねして水たまりに小石を入れている。
少しでも、絵本選びの足しになりましたら、うれしいです。
「ありのはい出るすきもない」は写真の構図や焦点の合わせ方も含めて、色合いがとても美しい1枚ですよ。