こんにちは、いなか ちさき です。
幼児にものの数え方を教えたい。
幼児が数え方に興味を示す絵本が知りたい。
幼児でも楽しめる数え方の絵本はないかな。
幼児がものの数え方に楽しく親しめる絵本をお探しの方へ。
絵本「数え方のえほん」は、動物のキャラクターと一緒に、幅広く数え方が紹介されています。
色鉛筆で描いたようなふんわりした絵柄を、幼児と一緒に眺めて、お話を作ったり、おままごとやお店ごっこに「数え方のえほん」を使っても楽しいですよ。
本記事の内容
- 絵本「数え方のえほん」基本の情報
- 絵本「数え方のえほん」の内容について
(おすすめなところ/良くないところ) - 余談:絵本「数え方のえほん」を読んだ子供の反応
(5歳と3歳)
それでは、順番にみていきましょう。
絵本「数え方のえほん」基本の情報
タイトル |
「数え方のえほん」
内容 |
学校にあるもの / 形や容器が変わると変わるもの / 食べ物 / 食べる道具 / 身に着けるもの / 動物 / 植物 / 文房具 / 「ふね」 / 町にあるもの / 自然(雲、山、星など) / 日本の家屋と和室、家具など / 寺や墓、神社や祭り / 「枚」「個」「本」の使い分け / 「着」と「枚」の違い / 「匹」と「頭」の違い / 「ひとつ」+動きで測る / 測り方、単位 など
対象年齢 |
あすなろ書房のwebページには
「小学校中学年」と記載あり。
使用されている漢字には全てふりがながあります。
我が家では5歳と3歳に読みました。
(5歳児も3歳児は自分でもよく眺めていました)
絵柄 (リアル⇔デフォルメ) |
クマやうさぎ、たぬきなどの動物が、人間のように服を着て動作をする、デフォルメの絵。
全てイラストで描かれている。
強すぎないタッチと色合いに、生き生きした動物の表情なので、堅苦しくならず親しみやすい雰囲気。
作 |
高野紀子 さん
- 東京都生まれ
- 現在は都内で絵画教室「小さな水彩塾」と主宰
出版・発行など |
あすなろ書房
初版発行:2017年10月30日
判型: 20.7×21.3cm
ページ数:48ページ
絵本の評価 (amazon 楽天ブックス 絵本ナビ) |
星5つで評価 2023/12/12時点
amazon 4.3 (104件)
楽天ブックス 4.24 (21件)
絵本ナビ 4.83 (11人)
絵本「数え方のえほん」の内容について
ここからは絵本を読んだ感想です。
おすすめなところ3つ
①堅苦しくない
強すぎないタッチと色合いのイラストのおかげで親しみやすく、身構えることなく読むことができる雰囲気。
②内容が細かく盛りだくさん
数え方ってこんなにたくさんあったのか…と思うほど、紹介されています。
③長すぎない文章とたくさんのイラスト
長すぎない文章と、添えられたたくさんのイラストや生き生きしたキャラクターのおかげで、読んでいて飽きにくい。
良くないところ
ありません。
細かい内容にも関わらず、どのページを見ても、楽しい気持ちを持ったまま学ぶことができ、満足しております。
数え方が「身近にないものもある」のですが、「身近なことのように錯覚してしまう」のは、生き生きしたキャラクターたちのおかげかもしれません。
絵本「数え方のえほん」を読んだ子供の反応(5歳と3歳)
5歳児
- 「ロールケーキは1切れじゃなくて、1本食べたいなー」などと、おいしそうな絵柄を見ながら会話が弾みます。
- 「これ知ってる」「これ見たことある」など、見ながら教えてくれたので、子供が何を知っていて、何を知らないのか、などの発見がありました。
- P4~7のお菓子やケーキがあるページが特にお気に入りです。
3歳児
- おままごと(お店屋さんごっこなど)をしているときに、「ロールケーキをください」「ロールケーキは1本にする?1切れにする?」「1本はこの形で1切れはこの形だよ」などと横に置いた絵本を見ながら遊びました。
- また、絵本をお店のメニュー表として使って遊んだりすると、売ったり買ったり注文したりするときの幅が広がって楽しいです。
- 絵本を見ながら動物のキャラクターたちの台詞を考えて、お話を作ったりもしました。
ほんわかした絵がかわいいので、5歳も3歳も喜んで見てくれて、会話がはずみました。
というわけで、今回は以上です。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
少しでも、絵本選びの足しになりましたら、うれしいです。
amazonのページで表紙を除き10ページ(見開き5ページ)、見ることができます。
眺めるだけで楽しくなる絵の雰囲気を、ぜひご確認くださいませ。
かずや数字、図形など算数や数学の絵本に興味がある方へご参考までに。
●絵本「かずのほん」
【対象年齢】4歳から (我が家は2歳から)
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【2歳も楽しく指差し】「かずのほん(まついのりこさんの文・絵)」【絵本で知育】
幼児期からかずやすうじに親しんでほしい方におすすめ。絵本「かずのほん」は、かずとすうじの知育によいです。小人や動物が描かれた絵を見て、仲間同士に集めたりどちらが多いかを比べたり、1~10までの数を数えたり。押しつけがましくない楽しい雰囲気の絵を見ながら親子の会話が弾みます。かずとすうじのさりげない知育ができますよ。
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●絵本「はじめてであうすうがくの絵本」
【対象年齢】4歳から大人まで (我が家は2歳11か月から)
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【2歳も楽しんだ】「はじめてであう すうがくの絵本」【絵本で知育】
幼児期からかずやすうじ、数学に親しんでほしい方におすすめ。絵本「はじめてであう すうがくの絵本」は、かずとすうじ、数学の知育によいです。生き物や乗り物などが描かれた絵の中から仲間外れを見つけたり、トランプを作ったり、身近な題材がいっぱい登場する絵本の世界を楽しみながら、かずとすうじ、数学のさりげない知育ができますよ。
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●絵本「さわって学べる算数図鑑」
【対象年齢】小学校低学年から (我が家は3歳から)
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【3歳も仕掛けに夢中】「さわって学べる算数図鑑」【絵本で知育】
幼児期からかずや図形、算数に親しんでほしい方におすすめ。絵本「さわって学べる 算数図鑑」は、かずや図形、算数の知育によいです。めくる、引っ張る、展開図から立体を作る、円を回すなどの仕掛けが盛りだくさん。仕掛けを動かすことで視覚的にわかりやすくなります。楽しくかずや図形で遊びながら、さりげない算数の知育になりますよ。
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● ケーキをわけたり、作る話の「王さまライオンのケーキ」
【対象年齢】5歳 (我が家は4歳と2歳)
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【2歳と4歳の読書】王さまライオンのケーキ【絵本でかずとすうじの知育】
幼児期からかずやすうじに親しんでほしい。絵本「王さまライオンのケーキ」は、かずやすうじの知育によいです。ケーキが好きなら2歳からでも絵本を楽しめると思います。大きなケーキをどんどん半分に切って取り分けたり、作ってくるケーキの数を倍に増やしたりするお話の中でさりげない、かずやすうじの知育ができますよ。
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