こんにちは、いなか ちさき です。
絵本「野菜と栄養素キャラクター図鑑」を買って1年が経過しました。
栄養士の資格を持つ私としては、料理を食べて「美味しい」と感じるだけではなく、料理に使われている1つ1つの食材(野菜)を意識して食べることができる知育(食育)としておすすめの絵本なので紹介します。
本記事の内容
- 絵本「野菜と栄養素キャラクター図鑑」基本の情報
- 絵本「野菜と栄養素キャラクター図鑑」の内容について
(おすすめなところ/良くないところ) - 余談:絵本「野菜と栄養素キャラクター図鑑」を読んだ子供の反応
(買った当時3歳と1歳→現在4歳と2歳)
それでは、順番にみていきましょう。
絵本「野菜と栄養素キャラクター図鑑」基本の情報
タイトル |
「野菜と栄養素キャラクター図鑑」
内容 |
登場する野菜と栄養素は次の通り。
野菜(25種類)
にんじん / ピーマン / かぼちゃ / ブロッコリー / トマト / こまつな / ほうれん草 / モロヘイヤ / だいず / グリンピース / さやいんげん / キャベツ / だいこん / 玉ねぎ / ねぎ / ごぼう / さつまいも / 里芋 / なす / しいたけ / まいたけ / えのきたけ / にんにく / しょうが / ごま (リスト紹介順)
栄養素(39種類)
β-カロテン / ビタミンC / ビタミンE / 葉酸 / ビタミンB2 / リコピン / ビオチン / カルシウム / 鉄 / マグネシウム / マンガン / ムチン / タンパク質 / イソフラボン / 銅 / 亜鉛 / ビタミンB1 / ビタミンU / ビタミンK / イソチオシアネート / 硫化アリル / ケルセチン / セレン / 食物繊維 / 糖質 / カリウム / ガラクタン / ナスニン / ナイアシン / ビタミンB6 / ビタミンD / β-グルカン / パントテン酸 / ギャバ / アリシン / モリブデン / ジンゲロール / セサミン / コレステロール (リスト紹介順)
対象年齢 |
絵本そのものに記載はありません。
漢字には全部ふりがながついています。
我が家では気にせず、3歳児と1歳児が読み始めました。
絵柄 (リアル⇔デフォルメ) |
写実的ではないイラストです。
野菜や栄養素が、愛嬌のあるキャラクターになっており、親しみがわきます。
監修 |
田中 明 さん
- 女子栄養大学臨床栄養医学研究室教授
- 栄養クリニック所長 医学博士
蒲池桂子 さん
- 女子栄養大学栄養クリニック教授
イラストレーター |
いとうみつる さん
- 広告デザイナーを経てイラストレーターに転身。
- ほのぼのとした雰囲気の中、ゆるくコミカルな感覚のキャラクター作成が得意。
【いとうみつるさん公式のWebページ】
https://www.itomitsuru.com/
出版・発行など |
日本図書センター
初版発行:2017年6月25日
判型:A5変
ページ数:80ページ
絵本の評価 (amazon 楽天ブックス 絵本ナビ) |
星5つで評価 2022/02/27時点
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絵本ナビ ー(ー人)
絵本「野菜と栄養素キャラクター図鑑」の内容について
ここからは絵本を読んだ感想です。
おすすめなところ
食卓で会話が弾む
料理に使われている食材を紹介するときも、「ニンジンが入っているよ」だけではなく、絵本を開けば小ネタも一緒に紹介できます。
また、子供も絵本を読んで知っていることを話してくれたりするので、料理に関する会話のやり取りが豊富。
我が家だけかもしれませんが、食事中に子供が突然言い出す「何か(お母さんが)お話して」という要求にも、絵本を開けばすらすらお話が出せます。
良くなかったところ
特にないですがあえて挙げるなら次のとおり。
キャラクターに合わせた口調
最初は一人称の「わたし」と「あたし」について子供に混乱が生じないか、気がかりでした。
振り返ると「あたし」は「わたし」のくだけた言い方であることを伝えるきっかけとしてよかったと思います。
余談:絵本「野菜と栄養素キャラクター図鑑」を読んだ子供の反応
(買った当時3歳と1歳→現在4歳と2歳)
野菜や栄養のことを知ってほしいという目的で買った絵本なので、食卓で読むことが多かったです。
順に前から読むというよりは、気になった項目や興味のある項目から読んでいました。
買った当時3歳→現在4歳
- 大好きなキャラクターは「にんじん王子」と「かぼちゃちゃん」。
- 「ナスニン」という忍者のキャラクターが、子供の忍者ブームにはまりました。
- 色々な野菜の入った料理を食べたとき、何の野菜が入っているかを当てるのが好きです。
- 食べたことのない野菜を見て「食べてみたい」という流れになりました。
買った当時1歳→現在2歳
- 指差しに合わせて、「にんじん王子だよ」「ビタミンCちゃんだよ」などと答えるやりとりが好き。
- 「かぼちゃちゃん」のページがお気に入り。
- 色々な野菜の入った料理を食べようとしたとき「これは何?」とよく聞くようになりました。
というわけで、今回は以上です。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
少しでも、絵本選びの足しになりましたら、うれしいです。
貴方のお気に入りのキャラクターは何ですか?
食べ物や食事が題材の絵本を参考までに。
絵本「くだもの」
【対象年齢】2歳から4歳向き (我が家は1歳と0歳から)
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【絵本が好きになる】「くだもの」【絵本で食べることの知育(食育)】
幼児期から絵本を好きになってほしい。絵本「くだもの」は、くだものや食べることが好きなら、絵本を好きになるきっかけに一役買います。文は果物の名前と添えられた「さあ、どうぞ」の言葉だけ。そこから子供といろいろなやりとりで会話が弾みます。果物の形と食べるときの形を見ることができるので食べることの知育(食育)にもなりますよ。
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絵本「おおきなかぶ」
【対象年齢】3歳から (我が家は1歳から)
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【絵本が好きになる】「おおきなかぶ」【絵本で食べることの知育(食育)】
幼児期から絵本を好きになってほしい。絵本「おおきなかぶ」は、食べることや自然が好きなら、絵本を好きになるきっかけに一役買います。繰り返される言い回しを子供と一緒に読んだり、掛け合いしながら読んだり、親子で楽しい時間を共有できる絵本です。かぶを植えてから収穫するまでが題材の絵本なので食べることの知育にもなりますよ。
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絵本「14ひきのあさごはん」
【対象年齢】3歳から (我が家は2歳と0歳5か月から)
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【絵本が好きになる】「14ひきのあさごはん」【絵本で食べることの知育(食育)】
幼児期から絵本を好きになってほしい。絵本「14ひきのあさごはん」は、食べることが好きなら、絵本が好きになるきっかけに一役買います。絵本を読むと子供と一緒にあさごはんを用意してみたくなります。子供の自分で「できた」「作った」を食卓に並べてみませんか。あさごはんを自分たちで用意する絵本なので食べることの知育にもなりますよ。
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絵本「おすしのずかん」
【対象年齢】記載なし (我が家は3歳と1歳から)
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【絵本が好きになる】「おすしのずかん」【絵本で食べることの知育(食育)】
幼児期から絵本を好きになってほしい。絵本「おすしのずかん」は、お寿司や食べることが好きなら、絵本を好きになるきっかけに一役買います。図鑑とありますが、お寿司屋さんに入店して、お寿司を選び、そのお寿司になった生き物を知るという物語があります。お寿司になる食材を知る絵本なので食べることの知育(食育)になりますよ。
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絵本「チリメンモンスターをさがせ!」
【対象年齢】小学校中学年から (我が家は4歳と2歳から)
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【4歳も興味津々】「チリメンモンスターをさがせ」【絵本で理科の知育(食育にもおすすめ)】
幼児期から理科に興味を持ってほしい。絵本「チリメンモンスターをさがせ」は、小さなものを見つけることや食べることが好きなら、海に暮らす生き物とその食物連鎖を知るきっかけによいです。さりげない理科の知育になりますよ。また、しらす干しやじゃこ関わる色々な理解が深まるので、食べることの知育(食育)としてもおすすめの絵本です。
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